吉備中央町は、廃校になっている旧竹荘中学校の施設後利用計画について、若者や世帯向けの住宅や企業のワーケーションルーム、地域コミュニティーなどの複合施設として改修する案を明らかにした。9月定例議会の一般質問で山本雅則町長が答弁した。
後利用では、「人が集う」をテーマとした住宅やワーケーション、コミュニティーなどの条件を基に今後、民間へのプロポーザルで整備案を募集していく方針。地元要望についての調査も進めており、早ければ2023年度当初予算へ事業費を要望する。
旧竹荘中学校の規模は、校舎棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ2571平方b、体育館が鉄骨造2階建て延べ931平方b。運動場が面積1万0350平方b。所在地は竹荘791。
同校の後利用につては、町が公募した跡地・建物活用事業者に選定された農業法人が農業研修施設や観光農園の整備を計画していたが撤退。今年4月に町財産として回復していた。
「
提供:建通新聞社」