県土整備部は5日、2022年度優良建設工事の推薦候補53件をまとめた。内訳は土木系区分48件と、新設する建築系区分5件。今後、最終審査会に諮り、早ければ月内に正式決定する。
選定基準点数は土木系86点以上、建築系85点以上に設定。土木系は基準点以上41件、建築系の基準点以上2件を選定し、これに各発注機関による推薦で土木系7件と建築系3件が加わり、推薦書が出そろった。
同部県土総務課の説明によると、今後庁内の審査会で最終審査した後、知事決裁を得て正式決定する運び。
また、優良工事の受賞現場に携わった全ての主任技術者は「優良技術者」とし、基準点以上の現場で35歳以下の技術者は「若手優良技術者」として表彰する。
併せて受賞現場決定後、「土木一般」の受注者に対しては「優良下請負業者」の選定に向けて推薦を求める。
各管内の土木系48件の候補件数は次の通り。
▼鳥取県土16件▼八頭県土5件▼中部県土6件▼米子県土17件▼日野県土4件
日刊建設工業新聞