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建設新聞社
2022/10/05

【東北・秋田】秋田エプソンが湯沢市に新工場棟の建設

 秋田エプソン(秋田県湯沢市岩崎壇ノ上1 遠藤正敏代表取締役社長)は、秋田県湯沢市に新工場棟の建設を計画し、大木建設の設計・施工で11月に着工する。
 同社は、プリンターヘッド部品の製造、ウェアラブル機器の加工・組立て、超精密部品・金型具冶工具の製造加工などを行っている。新棟では、インクジェットプリンターの基幹部品となるインクジェットヘッドの製造・組立てを行い、生産能力の増強を図る。
 秋田県湯沢市岩崎壇ノ上1地内の同社敷地8万7620平方bのうち、既存工場棟の隣接地にS造3階建て、延べ1万0683・77平方bの施設を設ける。製品ラインアップ強化や外販ヘッドの拡販対応も視野に入れた将来的な生産スペース確保や、生産拠点集約による効率性向上も考慮した計画となっており、将来的な生産能力を現在の3倍程度にまで拡大できる見込み。
 新型コロナ感染症流行以降の分散印刷化ニーズの高まりや、北米など先進国での大容量インクタンク搭載プリンターの強い需要もあり、インクジェットプリンターの需要増加は中長期的に全世界で継続する見通し。
 竣工予定は2023年12月。総投資額は約35億円を試算している。なお、今回の計画は、秋田県から「あきた企業立地促進助成事業補助金」の指定を受けている。

 提供:建設新聞社