伊賀市は、BMXやスケートボードなどの都市型スポーツを行える施設の整備に向け検討を進めている。2023年度にも施設の需要調査や市民への競技周知イベントを実施する考えだ。その後のスケジュールは未定。
同施設の整備については、21年に策定した伊賀市スポーツ施設再編・整備計画に盛り込まれており、将来的に施設の整備を検討する方針が掲げられていた。21年に開催された東京オリンピックでスケートボードやBMXで日本人選手が活躍し、競技人口が増えていることなどが後押しになり、施設整備に向けた調査に着手する事となった。
現状は、市内に競技施設が無く、公園や歩道で練習するケースも見られ、トラブルに繋がる可能性が高い状態となっている。
施設については市外からの利用も含め一定の需要を見込んでいる。松阪市に大規模なスケートボードパークがあることなどから、利用者の住み分けができる施設を検討している。
提供:建通新聞社