出雲崎町は、老朽化が著しい大門町営住宅建替えに伴う5カ年事業について、基本および概略設計を太陽設計(新潟市東区卸新町2丁目)で進めている。期間は2023年3月31日まで。
1981年建設の同住宅(全18戸、大門地内)には、現在13戸が入居済みとなっていることから、空いている棟から順次取り壊し、その跡地に整備する計画だ。町議会でも老朽化を指摘する声が出ていたという。1期分は23年4月から工事着手し、24年3月末の完成を予定。
建設課では「継続費等は設定せず、来年度当初予算に工事費(1期分)を計上し、単年ごとに建設していく」とし、抜本的な改善を図ることで生活環境の向上を目指すとともに、より一層の定住促進につなげたい考え。
現在、単身者および若者向けを含め全体で72世帯、うち64世帯が入居済み。Aタイプの大門第1住宅(24戸)、同第2(5戸)、小木(4戸)、米田(8戸)。Bタイプは大門第1と第2(各1戸)をはじめ、羽黒町(2戸)、石井町(4戸)、ひまわりハウス(12戸)、川西ひまわりハウス(8戸)が整備されている。また、特定公共賃貸住宅として川西団地(4戸)がある。