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　能美市が計画する老人福祉センター白寿会館の改修は、実施設計が最終段階に入っている。市は今後、１２月補正予算案での工事費計上を視野に準備を進める方針だ。
　大浜町地内にある白寿会館は１９９９（平成１１）年に建設された施設で、規模はＳＲＣ造２階建て延べ約１４００平方メートル。研修室や休憩室、入浴施設を有し、地域における老人のサークル活動や憩いの場として活用されている。計画では、老朽化が進んでいる設備の更新や省エネ、バリアフリー化などを含む全体的な改修を実施する。
　このほか、能美市立病院の地域医療推進センター機能を白寿会館の１階に移転させる。これに伴い、同会館の内装改修３００平方メートルや空調、給排水衛生、照明設備、情報通信設備、消防設備の改修も行う計画で早期の発注を目指している。
　白寿会館については定期的に補修を施しているが、築後２０年超が経過し、年々老朽化が進んでいる。このため、建物や壁など現況を調査し、修繕計画などを探ってきた。実施設計はコスモ計画設計（金沢市）が担当。