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日刊建設タイムズ社
2022/09/30

【千葉】年内にも事業者募集/平川の幼児教育・保育施設/袖ケ浦市

 袖ケ浦市は「平川地区幼児教育・保育施設整備計画」を策定した。「子育て応援プラン第2期」の最終年度にあたる2024年度末までに、平川地区における新たな幼児教育・保育施設を整備する。新たな施設は、定員110人以上の幼保連携型認定こども園に、子育て支援センターを併設。公募により選定した学校法人または社会福祉法人が設置主体となり、整備・運営を行う。整備・運営事業者に関しては、早ければ年内に募集を開始し、年度内に選定。25年4月の開園を目指す。
 整備箇所は、百目木公園ドッグラン敷地約3000u(市有地)または、横田都市拠点の周辺(事業者提案)とし、事業者公募の際にいずれかの整備地を選択するよう求める。事業者提案による場合、園庭については国の定めた整備基準以上の面積確保を条件として付す。
 幼保連携型認定こども園の定員の内訳は、教育定員45人(3〜5歳児各15人)以上、保育定員65人(0〜2歳児20人、3〜5歳児各15人)以上。また、特別な配慮を必要とする幼児については、幼保連携型認定こども園において柔軟に対応することとし、市は必要な支援や連携を図る。
 平川地区には、吉野田保育所、中川幼稚園、平川保育所がある。
 吉野田保育所は老朽化が進行していることから、24年度末をもって閉所する。園舎は木造平屋、床面積943u、1976年建築。定員は90人。
 中川幼稚園は児童数が減少していることから、4歳児の入園募集を2024年度までとし、25年度末の5歳児の卒園とともに閉園する。園舎はS造平屋、床面積984u、1978年建築。定員は210人。
 平川保育所は2025年度から規模を縮小して運営を継続し、平川地区の保育必要量を確保するが、一定規模の集団を確保できない状況となった場合や施設の維持管理が困難になった場合、準備期間を設けた上で閉所。園舎はRC造平屋、床面積951u、1994年建築。定員は90人。
 土地は、いずれも市有地。吉野田保育所と中川幼稚園は閉所・閉園後に解体工事を行う。跡地活用についてはこれから検討する。k_times_comをフォローしましょう
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