津市ボートレース事業部は、「モーターボート競走場有料指定席エリア設計業務」の実施事業者を公募型プロポーザルで丹青社(東京都港区)に決めた。10月12日に契約を結ぶ予定。履行期間は12カ月。公募に参加したのは3者だった。工事は2023年度中に着手する。
業務では、現状のボートレース場の有料指定席が有効利用されていないため、利便性や快適性の向上に向けた改修設計とそのための調査・分析業務を担当する。
対象は、モーターボート場スタンド棟(鉄筋鉄骨コンクリート造7階建て延べ3万8350平方b)のうち、約5500平方b。想定する改修概要は4・5階の有料指定席とグループ席の改修、共有部フロア・有料指定席受付売店の改修、4・5階全エリアの内装改修、内装仕上げの塗り替えに伴う塗装改修、投票システム、レース映像通信システム、案内サインの改修を予定している。予定工事費は9億円(税抜き)で、予定工期は12カ月。
提供:建通新聞社