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滋賀産業新聞
2022/09/30

【滋賀】高島市 新ごみ処理施設の建設候補地

 高島市環境センター建設課は、新ごみ処理施設建設について、建設候補地を「安曇川町田中地先(泰山寺区)」に決めた。対象面積は4万3250・61平方bで、10月にも国等への補助金を要望する考え。
 今後は、10〜12月にも建設検討委員会を開催し、12月に建設予定地の正式決定。22年〜23年に施設整備基本計画の策定へと進めていく。
 用地決定後のスケジュールは、23年1月から不動産鑑定業務、市議会へ上程、同年3月には用地取得・本契約を結ぶ。また、施設整備基本計画策定は同年1月から着手し、23年度内に完了。23〜24年度は生活環境影響調査、24〜25年度に事業者を選定する。試運転と本稼働は29年度を予定、25〜28年度に敷地造成、施設整備(設計・施工)を目指す。
 同市の新ごみ処理施設建設については、これまで応募があった建設候補地が3ヵ所あり、高島市ごみ処理施設建設検討委員会から、応募地3ヵ所いずれも不適と報告。福井高島市長は、白紙にする考えを示し、3度目の公募は無く、同市が主体となり選定していく方針を明らかにしていた。
 これまでの計画による新ごみ処理施設の想定規模は、ごみ処理能力は日量約52dで、処理方式はストーカ方式。処理能力9dのマテリアルリサイクル推進施設も併設。整備手法はDBO(設計・建設・運営)方式の導入を予定し、25年度4月の供用開始を目指す―としていた。

提供:滋賀産業新聞