建通新聞社
2022/09/29
【大阪】万博女性活躍推進館の出展参加者を選定
2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博会場内に設ける女性活躍推進館(仮称)で、リシュモンジャパンカルティエ(東京都千代田区)を出展参加者に選定した。パビリオンの名称や企画、設計、展示、演出などの詳細は、今後出展参加者や政府と協議の上で決める予定だ。
同社は政府の男女共同参画施策に関する方針や世界におけるジェンダー論の進展を踏まえ、政府・協会と連携し、本館を企画、デザイン、設計、建設する他、展示や演出、行事などを行う。
審査の総評によると、ドバイ万博でのウーマンズパビリオン出展や、ウーマンズイニシアチブなどの活動で蓄積されたノウハウに裏打ちされた実現可能性の高い提案、ドバイ万博での建築資材のリユースや、大阪・関西万博終了後の建材リユースなど、万博の目指すSDGsに資する画期的な提案が評価された。
展示と行事内容では、女性の経済的自立、女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現などの提案を求める。
出展場所は大阪・関西万博会場内(夢洲)に設けられた日本館に隣接するリング沿い、東エントランス付近の敷地(2000平方b以内)。
23年4月13日から敷地の引っ越し、24年7月13日までに本館の建設工事完了、25年1月13日までに内装と仕上げを行う予定だ。