東洋紡(本社・大阪市北区)が射水市犬内50番地の庄川工場で計画する製造建屋の新設工事は、名工建設が受注した。10月4日に地鎮祭を執り行う。
建設規模はS造平屋建て、床面積約1万2800平方メートル。完成は2023年9月30日が予定される。
同社では、繊維事業の国内生産拠点である富山事業所について、井波工場(南砺市)と入善工場(入善町)の生産設備の一部を庄川工場に移管し、両工場の生産を休止する集約方針を決めている。休止は24年3月以降が見込まれる。
庄川工場は1934年10月に操業。敷地面積が19万3282平方メートルで、建物総面積は6万7991平方メートル。
設計は双星設計(金沢市広岡)が担当。
※東洋紡からの申し出により、6日付に掲載した記事の一部内容を修正し、改めて掲載します。