国土交通省大洲河川国道事務所と中村河川国道事務所は、新規事業化した「宿毛内海道路(宿毛新港〜一本松)」の測量・調査に向け、初めての立ち入り説明会を始める。説明会では計画道路の概要を関係者に説明し、測量や地質調査のために土地への立ち入りの了解を求める。これを10月中に完了させ、実際の現地測量や土地利用状況の調査などを行い、その後道路詳細設計に移行する。
宿毛内海道路の宿毛新港〜一本松間は、高知県宿毛市樺から愛媛県愛南町中川までの延長4・7`。標準幅員12bの2車線道路で、設計速度は80`、道路構造は第1種第3級となる。四国8の字ネットワークの一部として、防災機能・観光振興・救命救急などの観点で整備効果が発揮できると期待されている。
同時に新規採択を受けた「宿毛内海道路(御荘〜内海)」の立入説明会については12月上旬の開催に向け準備を進めている。
提供:建通新聞社