全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　三井化学名古屋工場（名古屋市南区丹後通り２ノ１）は、社宅「滝春寮」の建て替えに向け、既存施設の解体を９月中旬から進めている。２０２３年２月に解体を終え、同月中の新築の着工を目指す。
　新たに整備する建物は、社宅２棟と、食堂を備えた共用棟が１棟。それぞれの規模の詳細は非公表としたが、社宅２棟はどちらも鉄筋コンクリート造５階建てを想定しているようだ。部屋タイプは全てワンルームとし、50戸と90戸を整備する見通し。完成時期は明らかにしていない。
　解体中の既存施設は、５階建ての社宅（Ｃ号棟）と３階建ての厚生会館、平屋の事務所の三つ。総延べ床面積は２４５０平方�b。建設から50年以上たった建物もあり、いずれも老朽化が著しくなってきたため、建て替えを決めた。
　工事場所は名古屋市南区滝春町５ノ２。同社は今回の建て替えに先立ち、８月１日付で名古屋市へ土地の形質変更届を提出していた。届け出の面積は１万１７１４平方�b。
　施工は解体と新築を一括し、三井住友建設中部支店（名古屋市中区）が担当している。


提供：建通新聞社