東近江市は、市立湖東コミュニティセンター大規模改修工事を計画。設計業務を滑竝イ建築設計事務所(大津市)に委託し進めている。履行期間は来年3月31日までで、23年度(令和5年度)の施工を予定している。設計発注段階で、工事費を7000万円から9000万円と見込んでいる。
湖東コミュニティセンター(同市池庄町495)は、生涯学習の拠点施設として1980年(昭和55年)6月に竣工し、市民への学習機会の提供や集いを始め、仲間づくりの施設として利用されている。
規模は、鉄筋コンクリート造2階建、延1680・48平方b。内部には、多目的ホール(490平方b、約350人収容)、和室(54平方b、約24人収容)、大会議室(121平方b、約90人収容)、会議室、研修室(2室)、相談室、視聴覚室、調理室がある。指定管理者は湖東地区まちづくり協議会。駐車場台数は60台。敷地面積は5343・5平方bとなっている。
主な工事内容は、▽風除室・玄関・ホール・廊下・階段(コンセント設備の増設、天井仕上げの改修、壁仕上げの改修、照明設備の設置)、▽多目的ホール(ステージ幕の改修、壁仕上げの改修、空調設備の更新、照明設備の設置)、▽和室・縁側(調理室に変更、既存調理台を再利用とした全7台設置、天井壁仕上げ・床仕上げの改修、給排水設備の改修、内部建具の更新及び畳の撤去)、▽調理室(和室に変更、天井仕上げ・壁仕上げ・床仕上げの改修、物入れ・床の間の設置、内部建具の更新)、▽1階女子便所・男子便所(平面計画の変更、天井仕上げ・壁仕上げ・床仕上げの改修、衛生機器及び給排水設備の改修)、▽物入れ(授乳室に変更、天井・壁の仕上げ改修)、▽会議室(既存コンクリート壁及び棚の撤去による室の拡張、天井・壁・床仕上げの改修)、▽事務所の一部を書庫に変更、▽受電設備関係の改修、▽施設のバリアフリーに配慮した改修、▽高架水槽の改修―などとなっている。
提供:滋賀産業新聞