清林館高等学校を運営する平山学園(愛西市持中町八町88)は、同学園の敷地内に創設する「清林館中学校(仮称)」について、2024年度の開校を目指している。そのため、校舎の新築を「23年度早々までに着工したい」との考えを明かした。投資額は非公表としている。
校舎の建設地は、現在はテニスコートなどが整備されている、敷地内の北東側。規模は3階建てを見込み、西側の高校の校舎と接続する。体育館などは既存の施設を高校と共用するため、新たに整備する計画は無いとしている。
施工者の選定には、一般競争入札の実施を想定。公告時期や方式など、詳細は検討中とした。
平山学園は1926年に設立。2025年に100周年を迎え、今回の中学校創設は、記念事業の一環となる。中学校を創設することで生徒の安定確保を図るとしており、将来的には中高一貫教育の導入を視野に入れているようだ。
提供:建通新聞社