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　　備前市は、鶴海地区と佐山地区の集落間を結ぶ市道東鶴山１３６号線（延長１５０�b、幅員５�b）の新設に着手するため、道路詳細設計を補正予算議決後の10月にも一般競争入札を経て委託する。設計完了後、早ければ１月にも工事発注し、本年度中の完了を目指す。
　現在、集落間移動には県道（備前牛窓線）に迂回（うかい）して通行する必要があり、バイパスとなる路線の整備によって利便性を向上させる。
　また、ＮＰＯ法人スマイル・つるみが鶴海地区で運用している「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる、時速20�`未満の低速で幹線道路を継続して通らずに走行する地域内交通を佐山地区に拡大することを検討しており、道路新設はその際の安全性確保にもつながると期待されている。運用地域の拡大については、さらに検討を重ね、市道整備完了後に関係機関との協議や手続きを進めていく考え。

「提供:建通新聞社」