9月定例県議会は16日開会し、平井伸治知事が総額140億円あまりの一般会計補正予算案など17議案を提案した。会期は10月14日まで29日間。
補正案について平井知事は、「『BA・5新型コロナ対策の緊急強化』を速やかに実行に移す」と説明。関連予算92億6000万円あまりは先議議案として22日の採決に持ち込む。
また、政府が物価高騰に対応した総合緊急経済対策を検討しており、関連費があれば会期中の追加提案も視野に入れる意向を示した。
補正後の一般会計総額は3933億円。主な補正事業は、西部犬猫センター整備に23〜33年債務負担行為2億5300万円、白兎養護学校の内部改修設計費670万円、盛土規制法基礎調査に4900万円など。環境管理事業センター支援には1億4200万円を盛り込み、淀江産業廃棄物最終処分場事業の再開に向けて、県に許可申請する経費(水処理施設の設計、地質調査費)などを補助する。
今後の議事日程は代表質問が21日に自民党・常田賢二議員、26日に会派民主・西村弥子議員、一般質問は28日から6日間。
日刊建設工業新聞