日本工業経済新聞社(群馬)
2022/09/15
【群馬】南新井前橋線4期工区 10月から道路改良など4件を順次発注
県渋川土木事務所は榛東村新井地内の県道南新井前橋線4期工区で、道路改良工事2件と(仮称)群馬用水橋A2橋台の設置工事1件を10月以降に発注する。発注方式はいずれも一般競争入札となる。道路改良工事の設計は技研コンサル(前橋市)、橋梁設計は日本工営(東京都千代田区)が担当した。4期工区の完了は2026年度を目指している。
県道南新井前橋線は関越自動車道駒寄スマートICへのアクセス性を向上させるためバイパス整備を行っている。4期工区は、主要地方道高崎渋川線バイパス雛子交差点から榛東村役場西交差点までが対象で、延長約2550m、幅員12・5mのバイパスを整備する。車道幅員は7・5m、両側歩道幅員2・5mとなる。
道路改良工事は主要地方道高崎安中渋川線の東側と西側で1件づつ公告する。東側の改良工事は延長130mで行い、管渠型側溝260mを敷設予定。西側では延長140mで道路改良を行い、管渠型側溝280mを整備する計画となる。
群馬用水橋は橋長8・7m、幅員12・5m。上部工はPC単純プレテンション方式ホロー桁、下部工はA1、A2橋台で、ともに逆T式の構成となる。22年度はA2橋台の築造を行う。興徳寺(榛東村新井339)の西側を流れる群馬用水の右岸に長さ11m、φ1mの場所打ち杭を7本打設する。A1橋台は用地買収を進めている段階となっているため、施工時期は未定としている。
なお、21年度は4期工区で(仮称)新八幡橋A2橋台の新設工事を行い、南榛工業(榛東村)が担当した。同橋は橋長16・2m、幅員車道10・5m、両側歩道2・5m。上部工はPC単純プレテンションホロー桁、下部工はA1A2橋台ともに逆T式となる。