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　東北地方整備局は15日、ＷＴＯ対象となる国道13号浅川トンネル工事の総合評価（技術提案Ｓ型）一般競争を公告した。福島西道路�U期事業で建設する上下分離型トンネルの下り線トンネル掘削・支保工、覆工等で、経審・一般土木1200点以上を対象とした混合入札。段階的選抜方式（簡易確認型）を適用する。申請期限は1次審査10月12日、2次審査11月28日。2023年2月21日開札。23年3月30日までの着工余裕期間を設定しており、23年度の本格着工を予定している。
　入札参加形態は単体か特定ＪＶ（3者以内）、経常ＪＶ（甲型）。実績要件として単体と特定ＪＶ代表、経常ＪＶ構成員（いずれか1者）に�@内空断面積（代表値の覆工後内空面積）50�u以上�A掘削・覆工両方の施工延長1400ｍ以上−のトンネル工事（ＮＡＴＭ工法）の元請施工（07年度以降の）を条件付けている。特定ＪＶ構成員は内空断面積50�u以上のトンネル施工実績が必要。
　浅川トンネル下り線は延長1767ｍ（2車線）で、トンネルの終点側坑口付近でＪＲ東北本線と交差するため、線路に近接するトンネル終点側139ｍ区間の掘削工（パイプルーフ工法）はＪＲ東日本に施工委託し、同社が工事を発注する。
　今回工事で起点側から1629ｍの掘削・支保工を行い、ＪＲ分を含めすべての覆工、坑門工（2カ所）、トンネル仮設備工を実施する。工期25年9月10日。福島市松川町浅川字向坂〜平石字両日森地内。