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建通新聞社
2022/09/14

【大阪】長原駅前用地 開発事業予定者を募集

 大阪市は、もと長吉長原東第3住宅用地(長原駅前用地)の開発条件付き市有地売却に関する開発事業予定者を募集するプロポーザルを公告した。申し込みは2023年1月31日まで受け付け、プレゼンテーション審査を行い、3月22日に価格提案審査経過調書を公表する。売却予定価格は29億6210万円。
 「駅前にぎわいエリア」に指定されるa用地には、地域のにぎわい集客に資する土地利用、b用地には駅前にふさわしい住宅を中心に、a用地の施設を補完する商業・地域貢献機能を含めた土地利用計画とする。
 a用地の施設計画は、住民相互の交流、健康づくり、子育て支援などの機能を持つ施設とし、用途や規模、運営管理の提案を求める。施設は延べ床面積3000平方b超かつa用地内に建設する建物の延べ床面積の3分の1以上となる「核になる集客拠点施設」を計画する。
 a・b用地内には、歩行者専用通路、多目的広場などを整備する。
 この他、省エネルギー、バリアフリー、景観配慮に関する工夫などの提案を求める。
 事業実現性の提案では、事業スケジュールや体制、仕組みのアイデアも求める。
 a用地の物件所在地は大阪市平野区長吉長原東2ノ442の7他(従前の土地)。地下鉄長原駅の東側に近接する。現状は更地。売却対象面積は9900・28平方b(仮換地9332・87平方b、保留地567・41平方b)。用途地域は近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率300%)。
 b用地の物件所在地は大阪市平野区長吉長原東2ノ442ノ17(住居表示=平野区長吉長原東2ノ3、4街区)。地下鉄長原駅から東へ約150bの立地。現状は更地。売却対象面積は1万1599・6平方b。用途地域は第一種住居地域(建ぺい率80%、容積率200%)。
 物件を引き渡した後、2年以内に建設工事に着手し、5年以内に全工事を完了する予定だ。