岐阜県は、防災・減災対策、緊急輸送道路の安心・安全対策費などを盛り込んだ377億1399万円の補正予算案を公表した。2022年第4回県議会定例会に上程した。補正後の一般会計の総額は9655億1718万円。会期は10月6日まで。
部局別に見ると県土整備部は193億3519万円を計上。このうち、頻発する災害の備えとなる防災・減災対策、老朽化したインフラの安全確保などに95億9000万円、道路橋梁維持費に21億4792万円、河川改良費に15億1925万円を充てる。
都市建築部は18億5663万円を盛り込んだ。緊急輸送道路の整備などに3億5000万円、県営都市公園の活性化に向けた整備に2億円、街路事業費に9億1606万円などを計上。
農政部は、13億9752万円を要求。豪雨に備えた農業用施設の防災・減災対策に6億円、農業総合整備事業に2億3687万円、農道整備事業に1億2684万円を充て取り組む。
林政部は9億9846万円で林道・山地災害箇所で治山施設整備などを推進する。
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建通新聞社