柏崎市は、旧市役所跡地に計画する「(仮称)柏崎セントラルガーデン」について、年度内の事業手法決定を目指して協議を進めている。
今夏にPFI導入の可否を判断する予定だったが、詳細VFM(Value for Money)の実施が遅れており、現時点において決定時期は未定だという。ただ、遅くとも年度末までに事業手法を決めるとともに事業者選定に入る構えだ。
整備施設は中央地区コミュニティセンター、屋根付き多目的広場、(仮称)多世代交流センターの3施設。想定によると、中央地区コミュニティセンターは延べ約1350平方メートルで、現施設(東港町)の機能を移転させる。屋根付き多目的広場は延べ約2500平方メートルとし、子供の常時遊びスペース、芝生広場、陸上トラックなどを設ける。また、(仮称)多世代交流センターは延べ約1350平方メートルで、室内交流広場、多目的室(防音・防振室)、スタジオ(防音・映像)、展示室、更衣室、シャワー室、防災備蓄倉庫などを備える。このほか、敷地内にオープンガーデン約5000平方メートル、駐車場7500平方メートル(200台)を整備する。
スケジュールによると、2023年度に旧庁舎の解体および設計等を行い、24年度に着工、25年度の供用開始を目指していく。