北陸地方整備局は12日、南砺市利賀村地先「北豆谷トンネル工事」について、WTO(政府調達協定対象)の一般競争入札で公告した。
同工事は、1次審査の審査評価点の合計が上位15社以外の参加者による入札は無効とする段階的選抜方式の適用対象。CCUS義務化モデルなども試行される。申請書は1次審査が27日〜30日まで、2次審査が11月14日〜24日まで受け付ける。入札書の締切は2023年1月25日で、開札は30日。
参加資格は、単体または経常JVが対象となり、一般土木工事の経営事項評価点数1200点以上で、07年度以降に▽NATM工法によるトンネル工事▽施工延長200メートル以上―の施工実績。
評価項目に関する評価項目と配点は、▽トンネル掘削における効率的な施工の工夫14点▽トンネル掘削における施工上の工夫42点▽ICT等を活用したトンネル岩判定における遠隔臨場技術4点―。
工事内容はトンネル工(NATM掘削・支保)335メートル、インバート工35メートル、坑門工、仮設工。工期は642日間。設計は東京コンサルタンツが担当。
発注規模として6億8000万円以上15億円未満を見込む。