専門工事業の福井県建専連(田中猛雄会長)が主催する、高校生にむけた体験型のPR会が7・8の両日、フクイ建設技術フェアに合わせ、福井市下六条町の県産業会館において盛大に開催された。
初回の好評を受け、今回はさらに内容を充実。参加組合は、昨年の6組合に、鳶土工と鉄筋、管工事の3組合が加わった。高校生も、武生商工と奥越明成に、若狭東、福井高専、福井農林、敦賀工業も参加し、110人から約240人と倍以上の生徒たちが来場した。
県鳶土工業協同組合(広川幸則理事長)は、組み紐(ロープの結び方)や曳家を映像紹介。県板金工業組合(中島福則理事長)は、チリトリ作成と亜鉛鉄板のダクトハゼ加工機械体験、組立体験。県防水工事協同組合(土肥敏宏理事長)は、塩ビシートを熱融着機で貼付し、ゴルフのパッティング練習用のマットを防水シートに置き換え、パッティング体験など。県左官工業組合(土田英樹理事長)は、塗り壁体験で、木目調塗料にローラーやコテを使用し、壁に木目調の塗装など。県建築組合連合会(角田義幸会長)は、フタ付き道具箱を製作し、電動ドリルを実技体験。県建設室内工事業協会(田中猛雄会長)は、クロス・カーペットやタイル・ボード貼り体験。県鉄筋協同組合(北川貞純理事長)は、組み立て鉄筋体験(鉄筋の結束)。日本塗装工業会県支部(岡本保男支部長)は、木目調の塗装体験。福井県管工事業協同組合連合会(冨田行雄会長)は、配管製品の製作で、ビニールパイプを接続し配管を作り、完成品に水を流して水漏れをチェックした。
生徒たちはみな、真剣な表情で臨んだ。組合側も笑顔で応えるなど、会場内は終始、熱気に包まれていた。