三重県県土整備部は、2023年度から事業継続計画(BCP)を総合評価方式の加点対象として評価する予定だ。現在、県内に主たる営業所を有する土木Aランクをメインに説明会への参加を呼び掛けている。説明会は9月22日から10月13日の間に計6回開催する。BCPを策定し、認定されれば「三重県建設BCP登録企業」に登録される。
「地域の守り手」として県民の安全・安心の確保に重要な役割を担う建設業に対し「第3次三重県建設産業活性化プラン」で、BCPの策定促進を位置付けている。
23年1月ごろから受け付けを開始し、5〜6月ごろに登録される見通し。先行して国土交通省中部地方整備局と近畿地方整備局ではBCP認定を行っていることから、認定を受けている企業については、認定証の写しを提出することで登録できる。
開催日時と場所は、9月22日に農業会館(定員60人)、28日に松阪庁舎(同50人)、29日に四日市庁舎(同100人)、10月11日に尾鷲庁舎(同50人)、12日に伊勢庁舎(同50人)、13日に津庁舎(同60人)。次年度Aランクを希望する企業を含み、それ以外の参加も可能。
説明会の内容は▽建設企業によるBCPの必要性▽三重県建設BCPの策定内容▽今後の予定▽BCP策定に関する総合評価での取り扱い―を予定する。
申し込みフォームは https://logoform.jp/form/8vMX/145509
提供:建通新聞社