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　フクイ建設技術フェアが８日の２日目も、盛況裡に開催された。土木と建築の優れた技術と企業を紹介する会場には、５つのテーマごと、８８の出展が揃った。
　このうち、再生・保全に関する技術では、日光産業が安心安全で、環境にやさしい技術を提案した。福井県道路構造物保全協会は、県内の補修・補強の技術と新工法を紹介。福井県維持建設協同組合は、持続可能な下水道技術と防災用品を紹介。光硬化工法協会北陸地域支部は、埋設された管路施設を、開削せずに光硬化により再構築する技術をアピール。ＶＥＥｍａ（ヴィーマ）は、特許「ユニバーサル洗浄工法」で、井戸の再生・長寿命化を実演。太建工業は、反応型けい酸塩系表面含浸工法によるコンクリートの長寿命化対策を提案。ＡＣ構造検査は、構造物の点検・調査に用いる非破壊検査技術を紹介。日本ＳＰＲ工法協会北陸支部は、老朽化した下水道管などリニューアル技術を展示。福井県コンクリート診断士会は、県内の構造物の診断・維持管理を担うスペシャリスト集団をアピールした。
　防災・減災に関する技術では、福井県ニューレスプ協会が老朽化した吹付モルタル・コンクリート法面の再生防災をＰＲ。マルツ電波は、人々の命を、暮らしを守る非常用発電システムを紹介。吉岡幸は、岡部とともに大地震の揺れから建物を守る新技術をアピール。
　環境・エネルギーに関する技術では、福井県木材組合連合会が、ふくい県産材製品は福井の環境を守り、豊かな生活を提供するとＰＲ。建設システムはＩＣＴをもっと身近に、３Ｄデータを活用した普段使いを紹介。
　福井の技術では、田中建設が人に優しい、弾性を有する「弾性コンクリート階段」を展示紹介。サン・エンジニアは、土に未来を吹き込む〜基礎地盤の救世主、災害に強い地盤補強をアピール。リバークルは、高水密・長寿命の伸縮装置と、橋梁点検用の移動式足場を紹介した。