建通新聞社
2022/09/07
【大阪】吹田市 上の川上面整備 22年度設計へ
吹田市は、1級河川上の川沿いの府道吹田箕面線のうち、歩行空間が特に狭小な区間約300bを暗渠化し、その上部に歩・車道と遊歩道を整備する計画を大阪府と連携して進めている。23年度末までに河川の暗渠化工事(今後着工、契約済み)を行い、並行して上面整備の設計を進める。24年度中に歩・車道と遊歩道の上面整備を一括して発注する見通し。24年度末までの整備完了を目指す。
暗渠化の実施区間(豊津交番前交差点〜蓮華寺橋の延長約300b)の上面構成は、隣接する阪急千里線に近い側から遊歩道(幅員約4m)、車道(幅員7b)、歩道(幅員2・5b)とする計画。
このほど「上の川上面整備(府道吹田箕面線)詳細設計業務」の一般競争入札を公告。入札参加資格確認申請を9月12日まで受け付ける。同月22〜26日に入札、翌27日に開札する。履行期間は10月4日〜3月15日まで。予定価格は1029万円。
入札参加資格は、市資格者名簿(設計監理・地質調査・測量等業務委託部門)の登載者(市内事業者または準市内事業者)。同市発注の道路新設または道路改良工事に伴う詳細設計業務を元請として履行した実績を求める。その他、監理技術者の資格要件などを規定している。
同業務では対象区間(上面)の車道と歩道について詳細設計を行う。この他、暗渠化に当たって設置するプレキャストボックスカルバートの土留工の一部(区間南端部・豊津交番前交差点付近)の設計、さらに同交差点北側の既設歩道橋の撤去計画を策定する。