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建通新聞社(神奈川)
2022/09/07

【神奈川】横浜市 大門、上末吉、南の3小建替え検討

 横浜市教育委員会は市立小学校の建て替えで、大門小学校など3校の基本構想の検討を開始する。建て替えパターンを複数検討し、基本計画〜建設工事の全体スケジュールをまとめ、事業の概算額を算定。基本設計などの基礎資料とする。納期は2023年3月。
 9月6日に基本構想業務の委託先選定で一般競争入札を公告した。参加資格は「建築設計」で登録のある市内の中小企業。入札期間は9月16〜21日。21日に開札する。
 対象は大門小と上末吉小、南小の3校で、このうち大門小と上末吉小は他の公共施設との複合化の可能性についても考える。
 大門小は1973年の開校。現在の児童数は569人で学級数が23。他の施設との複合化を含め、仮設校舎を設置する方法や部分建て替えを考慮するなど複数パターンを検討する。業務名は「大門小学校建替えに関する基本構想業務委託」。
 所在地は瀬谷区本郷3ノ47ノ5、洪水浸水想定区域にある。
 上末吉小も他の施設との複合化の可能性とともに建て替えパターンを複数検討する。業務名は「上末吉小学校建替えに関する基本構想業務委託」。開校は52年。現在の児童数は566人、学級数が25。
 所在地は鶴見区上末吉5ノ24ノ1。
 南小は55年の開校。現在の児童数は528人で学級数が20。既存校舎は3棟で体育館棟や給食室を含む延べ床面積が6759平方b。校地が狭く、工事期間中は敷地外施設の一時利用も検討する。業務名は「南小学校建替えに関する基本構想業務委託」。
 所在地は南区中里1ノ6ノ16、内水浸水想定区域にある。
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 本年度中に今回の3校以外の建て替えの検討に入るか、現段階で未定。提供:建通新聞社