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鹿児島建設新聞
2022/09/06

【鹿児島】県、高等学校施設整備/錦江湾屋体 実施設計を委託

 県は、高等学校施設整備を計画的に進める。錦江湾高校では屋内運動場改築を予定。15日午前10時から基本・実施設計委託(建築)を執行し、期限は2023年3月24日までで23年度以降の整備が見込まれる。鹿児島工業高校では既存の実習棟を22年度に解体して23年度の外構等で施設整備が完了する。
 錦江湾高校は1971年に開校。場所は鹿児島市平川町で1学年の定員は現在、普通科160人、理数科80人の計240人となっている。老朽化している既存の体育館は73年に完成。建物規模はRC造(屋根S造)2階建1759uあり築後50年近くが経過している。
 改築の建物規模はRC造2階建3000uで現施設の1.7倍となる。委託業務には更衣室(RC造平屋建て105u)も含まれている。今後、設備の基本・実施設計、地質調査も委託する。
 鹿児島工業高校は08年度から屋内運動場、校舎、実習棟などの改築を順次進め、21年度に工業T類の実習棟の改築が完了。22年度は既存棟の解体を行い、23年度に外構を整備し完了する。
 国分高校は、市道を挟みグラウンド側に本館棟、東側敷地に芸術棟を建設。完成は22年度中を予定。2棟は上空通路でつながり完成後は、屋内運動場を残し解体。鹿児島南高校は管27番棟(RC造4階建997u)の内部改修を進めている。
 また、大島高校寄宿舎改築の建物規模はRC造3階建約1800u。今年度から2カ年で整備を行う。


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