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　岸和田市は、（仮称）市立旭・太田認定こども園を新設するため、基本・実施設計の公募型プロポーザルを９月５日に公告する。11月中旬に優先交渉権者を決定し、２０２４年３月29日の納期で業務を進める。６月補正予算に23年度までの債務負担行為として限度額３８５０万円の設計費を設定した。
　工事については23年９月補正予算に建設費を計上し、11月ごろに発注、24年４月の着工を予定している。工期は25年２月下旬までで、25年４月に開園する。
　建設地は畑町３ノ12ノ２に位置する市立太田幼稚園の跡地。敷地面積は２４６６平方�b。敷地内には、24年３月に閉園する鉄筋コンクリート造平屋５６４平方�bの旧園舎が残っており、基礎以外を解体して、約１０００平方�bの園庭に新園舎を建設する。基礎は新園舎が完成した後に撤去する見通しだ。
　新園舎の延べ床面積は約１５００平方�bを想定。構造や階層などは設計で詰める。施設内には、０〜５歳児用の保育室９部屋、遊戯室２部屋、職員室や調理室などを配置する。園児の数は０〜２歳児が約40人、３〜５歳児が約１４０人を計画している。
　設備面では、年齢に合わせたトイレやシャワーパンを設置。この他、配膳や下処理などを考慮した厨房（ちゅうぼう）、複数階の場合はエレベーターを設ける。
　同こども園は太田幼稚園に加え、25年３月に閉園する旭幼稚園と旭保育所の機能が統合される。旭幼稚園・保育所の跡地活用は検討中としている。