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北陸工業新聞社
2022/09/05

【石川】全体、40億増の185億円に/国道159号羽咋道路再評価で/北陸整備局/事業期間も9年間延長

 北陸地方整備局事業評価監視委員会で事業継続が了承された、羽咋市四柳町〜宝達志水町二口「国道159号羽咋道路」(6・7キロ)は、事業費の見直しで全体事業費が約145億円から約185億円と約40億円、28%増となった。事業期間についても、16年間から25年間に9年間延長の56%増とした。
 今回の事業内容の変更では、軟弱地盤対策の追加で地盤改良工が43万6000立方メートル、約41億円とし、橋梁工(13・5メートル、2億円減)から函渠工(1基、B9・0×H3・9×L33・0、1億円増)への変更で約1億円の減額となった。
 2021年度末の進ちょく状況は、全体事業費約145億円に対し、執行済額が約62億円で進ちょく率43%、残事業費約83億円。
 このうち、用地・補償費は全体約43億円に対し、執行済額が約19億円、進ちょく率44%、残事業費は約24億円となっている。
 事業の投資効果としては、羽咋道路周辺および周辺市町には、ベアリング国内大手企業やその関連工場が集積し、中能登地域で一体的なベアリング製造工程を担っていることや、同道路の整備で産業の活性化、物流効率化による生産性向上に寄与することが期待されるため、その必要性、重要性は変わっておらず、事業進ちょくの見込みからも引き続き、事業を継続することが妥当として事業継続となった。

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