建設新聞社
2022/09/02
【東北・岩手】23年1月まで募集/盛岡駅西口地区の土地取得事業者
盛岡市は、盛岡駅西口地区市有財産(土地)の取得事業者を公募型プロポーザルにより選定する。応募期間は2023年1月13日までとし、2月中旬に契約候補者を決定する。最低売却価格は8億1100万円。担当は総務部管財課となる。
応募要件は▽売却土地において行う事業が公害防止および環境保全へ配慮▽建物の建築および維持管理に際しては市内(もしくは県内)に本社を置く地元企業を1社以上参画―などの全ての要件を満たす事業者とし、複数の事業者で構成する団体が応募の場合は構成する全ての事業者が要件を満たすことなど。
対象の土地は同市盛岡駅西通1の108の1ほか地内の5813・68平方b。用途地域は商業地域となり、建ぺい率80l、容積率400l(地区計画による最高限度600l)。いわて県民情報交流センター(アイーナ)や盛岡地域交流センター(マリオス)、盛岡第二合同庁舎などの近接地となり、同市が駅西口に保有する最後の大規模区画となる。
土地の活用方法に関しては、周辺地域の住民から▽地域住民の安心と安全への配慮▽商業施設機能を有する建物の建設▽街全体の景観を損なわない外観の施設建設―などの要望があり、これら地域要望への対応性は評価項目の1つとなる。
提供:建設新聞社