倉敷市は、一般会計109億3456万円の9月補正予算案を発表した。BTO方式で整備する児島学校給食共同調理場整備運営事業の委託費として債務負担行為限度額89億2500万円(2023〜40年度まで)を設定。河川、水路、排水機場、ため池の改修などの浸水対策費として2億7980万円、農業施設、道路、河川、公園、学校園などの単独公共事業費6億7891万円などを計上した。
児島学校給食共同調理場は、旧海技大学校跡地(児島味野4051ノ2他)に1日当たり約6000食(アレルギー対応食100食含む)の調理ができる施設を建設する。完成予定は25年6月。運営期間は25年8月から40年7月。
主な予算案は、西部排水路(倉敷地区)測量設計500万円、新田灘橋排水ポンプ場と三本松排水機場の修繕550万円、南六間川他27カ所測量設計1228万円、同工事費1億9823万円、別所池(真備地区)他4池測量設計など2341万円、同工事費350万円、帯高地内線他8線農道新設改良測量設計1003万円、同工事3200万円、粒江福江線他27線道路新設改良測量設計7060万円、同工事8918万円、大川他5カ所河川新設改良工事5100万円、福田東排水機場他6カ所測量設計430万円、同工事2億3800万円、同施設修繕1250万円、中山運動公園他4園公園整備工事3596万円、小学校全校対象施設修繕5848万円、中学校全校対象施設修繕5200万円、幼稚園全園対象施設修繕760万円など。
<児島モーターボート競走場スタンド棟再整備に債務負担115億円>
企業会計では、デザインビルド方式で整備する児島モーターボート競走場スタンド棟施設整備事業の債務負担行為限度額115億7750万円(23〜26年度まで)を設定している。児島元浜町6ノ3にある既存施設の建て替えや長寿命化改修を行うとともに、ニーズに対応した観覧席、子どもの遊び場、フードコート、屋外と一体利用可能な多目的イベントホールの新設などに加え、防災機能も備えたスタンド棟として再整備する。24年度の一部供用開始、26年度中の事業完了を目指す。
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提供:建通新聞社」