伊勢市は、伊勢広域環境組合が建設を計画している新ごみ処理施設の都市計画変更決定を9月中旬にも告示し、環境影響評価書の公告を10月中旬に行う。8月25日開催の都市計画審議会で明らかにした。
議案書によると、都市計画案では、西豊浜町の伊勢広域清掃工場(約2・9f)を伊勢広域環境組合ごみ処理施設(約6・05f)に変更することに加え、特定用途制限地域を第1種田園・集落地区から幹線道路沿道流通・業務地区に変更する。環境影響評価書には、環境影響評価準備書に前回の審議会以降、知事や事業者などの意見を踏まえて変更を行い、新たに事業区域南側内にビオトープを創出するなどの生態系への対策を行うとした。
都市計画決定の告示と都市計画書の縦覧、環境影響評価書の公告・縦覧を行った後、許認可などの申請を進め、事業に着手する。
提供:建通新聞社