建設新聞社
2022/09/01
【東北・宮城】東北整備局が仙台バスタ調査検討の委託者特定
東北地方整備局仙台河川国道事務所は仙台駅周辺バスタプロジェクトの具体化に向けた「仙台都市圏交通結節点調査検討業務」の委託先を簡易公募型プロポーザルにより中央復建コンサルタンツ・みずほリサーチ&テクノロジーズJVに特定した。今後、見積もり合わせを経て契約する。
仙台都市圏が抱える課題や求められる機能に対し、仙台駅が交通結節点として適切な効果を発揮するための検討を行う業務。
具体的には▽計画準備▽交通状況および課題の整理▽交通シミュレーションの実施▽高速バス利用者OD調査▽施設候補地の検討▽施設規模および構造の概略検討▽事業スキーム検討▽交通結節点計画案の作成▽交通結節点機能強化検討会等の運営補助▽報告書作成―などを委託する。
履行期限は2023年2月28日まで。
バスタプロジェクトは次世代モビリティも見据えた高速バスターミナルと鉄道駅が直結する集約型公共交通ターミナルで、国土交通省では国内最大級の「バスタ新宿」を成功例に全国約20カ所で展開を検討。東北ではゲートウエー機能を担う交通結節点として、高速バス、JR、地下鉄が集中する仙台駅周辺が唯一候補に挙げられ、必要性の調査段階となっている。
提供:建設新聞社