福知山市は、同市三和町寺尾の三和荘及び関連施設を地域交流拠点として改修整備する。9月補正予算案に継続費5億8000万円を設定。令和4年度に2億3200万円、5年度に3億4800万円を割り当てる。
三和地域交流拠点施設整備事業の計画によると、1階に三和地域公民館、三和地域協議会及びアネックス京都三和連携室の事務室と調理室や創作室などの生涯学習施設を設置。レストランには配膳室を設置する。2階は宿泊施設から会議室や多目的室に改装する。3階は引き続き宿泊施設として利用するにあたり、浴室等を設置しリニューアルする。また敷地内にスポーツ施設利用者等のためにシャワー室を設置する。このほか、授乳室(ベビールーム併設)、多目的トイレの設置を行う。
三和荘改修工事に伴う設計業務は日匠設計(福知山市)。
なお「三和荘及び関連施設」レストラン運営及び宿泊業務の委託事業について、公募型プロポーザル方式で潟tァーストシステムを優先交渉権者に選定した。
同社の総合点は80・18点(100点満点)。選定理由は「外部有識者の評価で三和町に会社があること、地域の人に喜んでもらえるレストランの運営を目指すこと、地元雇用を優先すること、継続した事業展開を行うこと等の提案が、三和荘が地域の交流拠点として存続していくことにつながり、三和荘の公的部分との関連性の項目、提案内容の実現性の項目で高い評価を得た」。