県鳥取県土整備事務所は、4件の急傾斜地崩壊対策工事と治山工事を公告する。調達条件はアンカー工や土木B級などを対象にした簡易評価型入札で、発注総額は1億8000万円。
公告する工事は、鳥取市宮谷地区、足山地区、谷地区の急傾斜地崩壊対策工事。八葉寺地区復旧治山工事の4件で、このうち宮谷地区は今年度から工事に着手する。宮谷地区は、タイプの違う吹付枠工が339bとグラウンドアンカー27本の工事が中心で、最初に94bの工事用道路を設置する。概算工事費は5700万円で、アンカー工を対象に公告する。
また、足山地区の法面工事は法枠工209平方bと鉄筋挿入工99本(長さ2・5b)で、概算工事費は4200万円。調達条件はアンカー工。谷地区の急傾斜地対策は1号重力式擁壁31・6bと3号重力式擁壁26bを中心にした工事で、土木B級を対象になる。概算工事費は2900万円。
復旧治山工事は、鳥取市青谷町八葉寺地区と山根地区の工事をまとめて発注する。八葉寺地区は、高エネルギー吸収柵工40b、伐採工6000平方b(運搬処理)。山根地区の工事は落石防護柵工21bの撤去と設置などで、概算工事費は5200万円。同事務所河川砂防課では、落石防止網工を対象に公告する見通し。
日刊建設工業新聞