建通新聞社(神奈川)
2022/08/30
【神奈川】横浜市 Y-SDGs認証者交流会開催
SDGsに取り組む事業者が協力・連携し、さらなる行動の推進を!
横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターは8月24日に大さん橋ホールで、初めてのY―SDGs認証取得事業者の交流会「第1回Y―SDGs認証事業者ミーティング」を開き、約200者300人が参加した。SDGsミニ講座や最上位の認証者によるプレゼンテーション、交流会を開き、それぞれの事業者の取り組みを知り、新しい課題解決のため、それぞれの強みを生かした事業者同士の協力・連携につながることを期待する。
認証事業者にSDGsの取り組みをさらに推進する行動のヒントを提供するのを狙う。
〜次の時代をつくる起爆剤に〜
ミーティングは2部構成で、前半はSDGsミニ講座と最上位の認証を受けた事業者のプレゼンテーションを実施した。
ミニ講座では、麻生智嗣ヨコハマSDGsデザインセンター総合コーディネーターが、センターの事業を紹介。認証者のマッチングによる連携の例として、大和ハウス工業と三笠の「健康をキーワードとしたまちづくり事業」について説明した。
プレゼンテーションを行ったのは▽向洋電機土木▽大成建設▽太陽油脂▽大和ハウス工業▽東急建設▽メタウォーター―の6者で、スライドを活用して自社の取り組みを紹介した。
後半は参加者の交流・意見交換の時間を設け、親交を深めた。特に、プレゼンテーションを行った事業者に多数の人がアドバイスを求めて集まった。
ミーティングの冒頭、横浜市の嶋田稔SDGs未来都市推進担当部長は、「公民連携を活用しながら、横浜市全域でSDGsの取り組みを活性化させたい。参加者の皆さんには本日のミーティングを通して、新しい取り組みの手がかりをつかんでもらえれば」とあいさつ。続いて、信時正人ヨコハマSDGsデザインセンター長は、「自社だけではできないことは他社の協力を受けて進める必要がある。今日この場は、認証取得事業者のいわばるつぼ≠セ。予想しなかった出会いが生まれ、次の時代をつくる起爆剤となる会になることを期待する」と話した。 提供:建通新聞社