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　横須賀市は、２０２５年３月に移転するうわまち病院の施設（本館、北館、西館、専門学校など）を解体し跡地を活用する。活用方法についてはサウンディング調査で民間事業者らから意見を求める予定で、９〜10月にヒアリングする事業者を募集する。南館については、既存の建物を活用し医療・看護系の大学を誘致する方針だ。
　サウンディング調査では、▽学校▽医療・福祉施設▽店舗（２階以下で床面積５００平方�b以下）▽住宅など―の用途で、立地エリアの活性化につながる活用方法を企業などからヒアリング。人口流動性を分析し、進出の可能性が見込める施設の規模を試算、事業性のポテンシャルを分析する。
　23年度に測量を進め、24年度下半期から１年半程度をかけ土壌調査・対策を行う。25年３月にうわまち病院を移転し、26年から２年程度の工期で南館以外の施設を解体する。
　うわまち病院の敷地面積は３万９４２８平方�b。建物は、大学を誘致する予定の南館の他、本館病棟、北館（外来棟）、西館（管理棟）、放射線治療棟、医師公舎３棟、旧看護婦宿舎２棟、看護専門学校、その他12棟など全23棟で構成。
　用途地域は第１種中高層住居専用地域。建ぺい率は60％、容積率は２００％、高さの最高限度は15�b。敷地の一部が災害レッドゾーンに指定されている。
　所在地は上町２ノ36。
　建物の規模は次の通り（�@規模�A築年）。
　▽本館病棟―�@ＲＣ造７階建て延べ７３１２平方�b�A１９６５年、80年一部増築、２００４年改修
　▽北館（外来棟）―ＲＣ造地下１階地上２階建て延べ４４７７平方�b�A１９９６年、２００４年改修、08年血管造影棟増築
　▽西館（管理棟）―�@ＲＣ造２階建て延べ１１２９平方�b�A１９８１年
　▽南館―�@ＲＣ造５階建て延べ６９８７平方�b�A２００６年
　▽放射線治療棟―�@ＲＣ造平屋１９５平方�b�A２０１４年
　▽医師公舎（ＲＣ１）―�@ＲＣ造４階建て延べ３８０平方�b（４戸）�A１９５６年
　▽医師公舎（ＲＣ２）―�@ＲＣ造３階建て延べ４３５平方�b（６戸）�A73年
　▽医師公舎（ＲＣ３）―�@ＲＣ造４階建て延べ５４７平方�b（８戸）�A80年
　▽旧看護婦宿舎１―�@ＲＣ造５階建て延べ５１６平方�b�A74年
　▽旧看護婦宿舎２―�@ＲＣ造平屋１６７平方�b�A79年
　▽看護専門学校―�@ＲＣ造５階建て延べ３０６７平方�b�A78年、２００３年改修▽その他12棟　提供：建通新聞社