四日市市は、堀川の内水処理対策として「堀川排水機場」を新設する。万古町に総排水量毎秒7立方bのポンプゲート式排水機場の整備を計画している。
三重県が実施する三滝新川整備に伴い、三滝川の流量の一部を海蔵川に分流することから、海蔵川に合流する堀川の浸水被害軽減を図る。新設に向け、排水ポンプ4基を備えた排水機場の詳細設計に着手した。
設計では配置計画、計画実揚程、ポンプ形式、ゲート形式、基礎工形式、上屋形式などの基本事項を検討するとともに、構造設計、排水機場の上屋・外構設計、施工計画などを2023年3月24日までにまとめる。詳細設計はパシフィックコンサルタンツ三重事務所(津市)が担当。
同事業では、海蔵川に設置する西阿倉川樋門などの整備を三重県四日市建設事務所、堀川から樋門までの放水路や排水機場などの整備を市が担当する。
提供:建通新聞社