富山県は、南砺福光高等学校の土地・建物活用について、年内をめどに公募型プロポーザルの募集を開始する。
県立高校再編に伴い3月に閉校した南砺福光高校では、2021年度に庁内ワーキンググループを設け、サウンディング型市場調査を実施。▽教育・人材育成施設▽宿泊施設・住宅▽子どもの遊び場▽エネルギー関連施設▽農林水産物の生産施設▽飲食・商業施設▽スポーツ施設▽駐車場−などの提案があった。今後は活用方針を示し、プロポに向けて公募条件の検討など必要な準備を進めていく。
敷地面積は南砺市福光地内の3万3806平方メートルで、第一種中高層住居専用地域。建設規模は、管理棟1999平方メートル、教室棟3888平方メートル、特別教室棟1686平方メートル、第一体育館1170平方メートル、第二体育館1933平方メートル。特別教育活動室491平方メートル、尚武館425平方メートル、医王会館251平方メートル、部室212平方メートルも備える。