福井市は22日、9月補正予算案を発表した。一般会計には18億3946万3000円を追加し、累計額を1274億4096万5000円とする規模となった。
内容を見ると、公共工事に係る建設資材の急激な高騰を踏まえ、最新の取引価格に応じた設計積算を実施し、適正な工事執行および品質確保などを図るため、「公共工事設計積算に係る物価高騰対策事業」として179万1000円を計上。
内訳は建築積算が54万7000円、土木積算が124万4000円。事業概要は(1)建築、土木両工事設計積算に用いる資材単価資料および単価データの購入(2)土木工事積算システムに登録するデータ作成委託―。
その他の主な補正内容は次の通り。
▽恐竜ホテル改修支援事業 666万6000円
▽公立保育所等DX推進事業 5595万1000円
▽水防対策DX推進事業 4376万6000円
▽県都まちなか再生事業 3500万円 店舗等のリノベーション支援
▽地域介護福祉空間整備等補助事業 3997万1000円 防災改修事業等を支援