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日刊建設工業新聞
2022/08/24

【鳥取】三朝小新築は総額26億円/教室棟など7件を公告

三朝町は本泉で計画する三朝小学校の新築工事で、工事6件と業務1件を限定公募型指名競争入札で公告した。予定価格(税込み)は総額26億円。参加申請書の提出期限は9月2日で、同20日に開札する。教室棟など建築工事3件の入札参加資格者は、県中部の企業による共同体を条件とした。
 教室棟工事は、教室棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ床面積約4232・68平方b)と外部倉庫(鉄骨造平屋建て72・00平方b)の新築など。工期は24年8月31日、予定価格は11億3520万円に設定した。
 管理棟・昇降口棟は、管理棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ床面積約2073・23平方b)と昇降口棟(同2階建て延べ床面積約273・14平方b)新築など。工期は24年8月31日、予定価格は7億2149万円。
 ともに主な入札参加要件は、倉吉市か東伯郡内に本店を持つ4社以上で自主的結成された共同企業体。構成員は21、22年度の県格付け建築一般工事A級3社のほか、町建設業協会の会員1社以上を条件とする。代表者には総合点数1310点以上を求める。
 プール棟は、プール本体(FRP製25b6コース)、プールサイドなど鉄筋コンクリート造平屋延べ床面積130・90平方bの整備など。工期は23年5月31日、予定価格は1億6500万円。主な入札参加要件は、倉吉市か東伯郡に本店を持つ2社以上による共同企業体で、構成員は21、22年度の県建築一般工事A級1社に加え、町建設業協会の会員1社以上を条件とする。
 残る工事3件は設備で、工期はいずれも24年8月31日。電気は予定価格2億1439万円、主な参加要件は県格付け電気工事A級2社以上による共同企業体、構成員に倉吉市か東伯郡に本店を持つ1社以上を含めることを求める。
 また、衛生設備工事は同1億2771万円、空調設備工事は同1億8557万円。ともに主な参加要件は県格付け管工事A級2社以上による共同企業体、構成員に倉吉市か東伯郡に本店を持つ1社以上を含めることを条件とした。
 業務1件は工事監理で、予定価格5534万1000円、履行期限24年9月14日。参加要件は、県内2社以上による共同企業体、構成員に倉吉市か東伯郡に本店を持つ1社以上を入れる必要がある。
 新たな三朝小は、将来的な児童数の減少を背景に、小中学校施設の一体化を見据え、三朝中学校の敷地内に整備する。総事業費は約39億円。実施設計業務は、安本・戸田設計JVが担当した。教室棟など工事6件と業務1件は、国の学校施設環境改善交付金の交付決定などが得られたことを受け、19日に公告した。

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