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　柏崎市上下水道局は、３分割での発注を計画する「赤坂山浄水場５拡改良工事」のうち、電気設備工事を近く制限付き一般競争で公告する。
　当初は機械設備工事とともに第１四半期に実施する予定だったが先送りに。検討を重ねた結果、電気設備工事を先行で発注し、第３四半期に建築工事（一般競争）と機械設備工事（指名）の入札を行うこととした。また、３カ年継続となる電気および機械設備工事については、発注を年度ごとではなく３カ年分一括とする方針に転換。このため、予定工期は電気設備工事が３０カ月、機械設備工事は２９カ月となる見通しだ。なお、建築工事は６カ月で変更はない。
　計画によると、老朽化が進む躯体の補強、バルブ・配管設備の更新を行い、機能回復を図る。主な対象は浄水施設（公称能力２万９５００立方メートル／日）のうち、急速かくはん池（機械・電気）２池、フロック形成池（機械・電気）２池、沈でん池（土木・建築・機械・電気）２池、急速ろ過池（土木・機械・電気）６池など。実施設計および詳細設計は三水コンサルタントが担当。
　２０２２年度当初予算で３カ年分の継続費８億円を設定しており、年割額は２２年度が４億５８４０万円、２３年度は３億７２０万円、２４年度は３４４０万円。