自動車用部品を製造・販売するオートリブ(横浜市港北区新横浜3ノ7ノ16)は、知多市に新設する「中部事業所」の建設を、7月下旬から進めている。完成予定は2023年7月。同年9月までの稼働開始を目指す。
建設地は、同社が21年にIHI(東京都江東区)から取得した、知多市北浜町11の約5万3000平方b。この敷地内に、工場棟と事務所棟の2棟を新築する。それぞれの規模は、工場棟が鉄骨造平屋1万5065平方b、事務所棟が鉄骨造2階建て延べ4955平方b。
生産品目は、エアバッグとステアリングホイール(ハンドル)。工場棟のうち、約4400平方bを生産エリア、約1万平方bを倉庫エリアに充てる。
施工は大和ハウス工業(大阪市北区)が担当。
また、同社は中部事業所の開設に合わせ、厚木事業所(神奈川県厚木市)を23年末、愛知事業所(武豊町)を24年4月に閉鎖する方針を示している。跡地について、厚木事業所は売却し、愛知事業所は地権者へ返還する考え。
提供:建通新聞社