津市は、2023年度の三重県政に対する要望の主な項目を公表した。8月5日に行われた市長定例会見で明らかにしたもの。「都市計画道路河芸町島崎線(第3工区)の早期実現化」などの新規要望や「国道23号中勢バイパスにおける道路改築事業等による整備推進」などの継続要望を合わせた全体の要望数は121項目となった。このうち特に喫緊の課題とされる27項目については、8月23日に市長が知事に要望活動を行う。
主な建設関連の要望を見ると、新規要望には、河芸町島崎線(第3工区)の早期実現化や道路整備事業の着実な推進に向けた支援、津駅周辺道路空間検討の取り組み推進、大門・丸之内地区未来ビジョンづくりの取り組みへの支援などを挙げた。
継続要望には、国道23号中勢バイパスにおける道路改築事業による整備推進や流域治水に向けた1級河川雲出川の整備推進などを盛り込んだ。
提供:建通新聞社