富山県測量設計業協会(市森友明会長)は、10日に砺波市の砺波総合運動公園多目的競技場・県西部体育センターで開かれた、2022年度「日本学校農業クラブ富山県大会平板測量競技会兼第73回日本学校農業クラブ全国大会(北陸大会)リハーサル大会」に、会員企業16社から39人を審査員として派遣した。
富山県学校農業クラブ連盟の依頼に応じたもの。10月26日に同会場で開く日本学校農業クラブ連盟(FFJ)全国大会を前に、富山県代表チームを決める県予選会および大会本番を想定した練習として実施した。
全国大会は、教科の学習や学校農業クラブ活動を通して得た測量技術の成果を発表することで、実力を競い合い、職業的能力の向上を図ろうと毎年開催。実施競技は4つあり、富山で開く北陸大会は、平板測量競技会の会場となる。
この日は富山から入善高校、小矢部園芸高校(Bチーム)、南砺福野高校(A・Bチーム)、中央農業高校、氷見高校(Bチーム)のほか、オープン枠で石川から翠星高校(2チーム)、福井から福井農林高校(B、Cチーム)と若狭東高校の11チームが参加。競技では、外業の第1次で測量、第2次で野帳作成、内業の第3次で面積計算に取り組んだ。
県測量設計業協会では、担い手確保の観点を踏まえ、19年度から県予選に審査員を派遣。今回は会員企業の朝日コンサルタンツ、岩田測量設計、栄光測量設計、北建コンサル、協和、協和測量設計、建設技研コンサルタンツ、上智、新日本コンサルタント、新和設計、舘下コンサルタンツ、寺島コンサルタント、富山測量社、日本海測量設計、北陸コンサルタント、明和から計39人を審査員として派遣した。