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　大阪府は、２０２２年度新大阪駅周辺地域のまちづくり検討調査業務の公募型プロポーザルを公告した。同地域における民間都市開発の創出手法の検討、３Ｄ都市モデルを活用した空間検討などを行う。提案書類は８月22日まで持参のみ受け付け、８月下旬に選定委員会を開き、９月ごろに最優秀提案者を選定する。委託上限額は９９５万円（税込み）。
　新大阪駅周辺地域における民間都市開発の推進に向けた検討では、新たな民間都市開発の創出手法の検討を行い、創出手法の素案を取りまとめる。
　ウォーカブル空間形成に向けた民間都市開発の誘導方策に関する検討では、鉄道や道路などで分かれる６ブロックの特性を踏まえ、▽歩行者動線や空間などの課題整理▽誘導すべき内容の整理（ＭＩＣＥ機能や文化施設、まちの景観、緑化などの環境、敷地を統合する一体開発の取り組みなど）▽道路と建築物が一体となった空間のモデル検討（６カ所、３Ｄ都市モデルを活用）―などを取りまとめ、誘導方策素案を作成する。
　エリアマネジメントに向けた検討では、民間によるエリアマネジメントを展開することを想定し、新大阪駅エリアでの進め方の素案をまとめる。
　新大阪駅周辺地域における都市基盤の基礎検討では、３Ｄ都市モデルを活用した空間検討（新規建物の10カ所程度のモデルデータ作成、淀川北岸〜新大阪駅のモデルデータとの接続など）、主要交差点における道路交通検討調査などを実施する。
　この他、新大阪駅周辺地域に関するプロモーションの実施では、導入機能や都市開発促進などの意見交換、まちづくりの最新事例の調査などを行う。
　履行期間は23年３月17日まで。