東金市は、旧源小学校跡地の利活用事業者を選定するための公募型プロポーザルを10月にも公告し、年度内に契約を締結する方針を示した。事業期間は、2023年度から約10年間を予定。現状有姿での引き渡しを基本とし、売却や貸し付けを検討することになりそうだ。第4次総合計画と第2次都市計画マスタープランでは、首都圏中央連絡自動車道へのスマートインターチェンジ(SIC)の設置、SIC周辺への産業用地の整備、産業・観光・地域振興や防災力の向上を図る構想道路の整備などを掲げており、旧源小学校はSIC計画地から約2kmかつ、構想道路の沿道に位置する。
旧源小学校は上布田385に所在。敷地面積は2万5269u。21年4月の日吉台小学校との統合に伴い、同年3月末に閉校した。
建物は▽管理教室棟=RC造3階建て、延べ床面積1975・9u、1980年3月建築▽体育館=S造2階建て、延べ床面積864u、78年12月建築▽給食室棟 =RC造平屋建て、床面積99・71u、81年1月建築――など。
第4次総合計画の計画期間は、2021年度から10年。また、第2次都市計画マスタープランは、同20年。
構想道路は、国道409号から、一般県道日向停車場極楽寺線・一般県道東金源線を経て、道の駅「みのりの郷東金」周辺に至る災害対策道路。
SIC等に関しては、6月補正予算で、圏央道SIC設置可能性調査業務委託費1900万円、産業用地整備調査委託費779万5000円を措置した。