倉敷市は、水島緑地福田公園に新築する水泳場に関連し、解体する福田公園水泳場と屋内水泳センターの設計に着手した。新プール建設のスケジュールと調整しながら工事を実施する。
解体する施設は、1987年建築の水島緑地福田公園水泳場(福田町古新田1027、鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ約2300平方b、50b10コース、25b5コース)と、81年建築の屋内水泳センター(新田2458、同造地下1階地上2階建て延べ約5600平方b、50b8コース、25b7コース、幼児プール)。設計はいずれもリスプ(倉敷市)が担当。履行期限は2023年2月28日。
新水泳場は、福田公園水泳場を解体した跡地に新築。基本・実施設計を8月25日に開札する。老朽化した屋内水泳センターと統合し、日本水泳連盟公認の競技用プールとして再整備する。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造で延べ床面積約6300平方b、車いす対応のエレベーター1基を想定。太陽光発電設備などの自然エネルギーの有効活用、ZEBの導入、建設スケジュールを検討する。設計期間は23年12月15日まで。
プール棟は、屋内50b温水プール(10レーン程度)が水深0〜3b程度(可動床で水深調整可能)で長辺方向を可動壁で25bに区分可能とし、観客席は常設1000席程度、仮設300席程度を確保する。屋内25b温水プール(7レーン程度)が水深0〜2b程度(可動床で水深調整可能)、多目的温水プール(15b×8b程度)が水深0・6〜1・05b程度。
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提供:建通新聞社」